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MILK&honey
第22章 いつ、どこで、どんな風に出会っても、

「え?」

「初めてちゅーしたの、かーさんだよ?」

「え゛。」

「最後に来た時、もう会えないって思ったら……気がついたら、ここで寝てたかーさんに、ちゅって……ん!!」

 ……なんてこと、言いやがる……!
 それに、なんてことしてくれちゃってたの!?

 俺の為におっぱい大きくなりたいとか!
 もう会えないと思ったら気がついたらちゅーしてましたとか……
 もったいねぇぇぇえええ!!
 ちゅーしたかったなら、起こしてよ!!!!

 るりちゃん……俺のこと、好きなの?
 好きだったの?!

「……っは……ふ……」
「るりちゃん、力抜いて……鼻で息して」

 叩いても開かない扉みてーに結ばれた唇が、息継ぎの為に開く。その唇を指で撫で、開かせたまま、また塞ぐ。

 俺に言われた通りに力を抜いた素直なるりちゃんの唇を、歯を、上顎を、口の中を、舐めて探って、ノックする様に舌をつつく。
 少し怯んだ後で応える様におずおずと動いたそれに、誘う様に触れて、絡ませて、お互いを探り合う。

 あー……絶対、この子、初めてだ……。
 すげー嬉しい……すっげえ気持ち良い……

 一生懸命になってるるりちゃんを、抱き寄せようとしたら。
 最近おっきくなったらしいふんわりおっぱいに、手が触れた。

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