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借金のカタに妻を差し出しました
第4章 借金のカタになります2
額に髪を張り付かせ、少し息が整った瑞樹の耳元で、矢那が囁いた。

「また、イッタね。」

瑞樹は目を開け、矢那を見て首を振った。

「イッテ無い?」矢那は少し驚いていた。

「ううん、よくわからないの。」

少し合点のいった矢那は

「初めてだった?」

瑞樹はうなずき、

「こんなに気持ちいいのは、初めて。」

「じゃあ、もう一回確かめてみよう。」

そう言って、矢那は指先を花芯に触れさせた。

「あっ、そんな、矢那くん。」

「ほら、こうすれば、またイクよ。」

「ああっ、矢那く・・・ん」

瑞樹の身体が身体を反らした時、矢那は指を花芯から離した。

矢那は少し意地悪く「イキそうだったでしょ。」と、尋ねた。

「ハイ、でも矢那くん、お願い。」

矢那の指が再び花芯を捉えた。

「こうすれば気持ちいいよね。イキそうなら、イキそうって言ってください。」

「あっあっあっ、イキそうです」

矢那の指先が細かく震えると。

花弁から蜜が溢れ、腰を上げ背を反らせ、

「あっあっt、いーっ」と、発した瑞樹は果ててしまった。
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