この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
少女は愛を歌う
第5章 悪夢のはじまり
『………ん?』
芦田「起きたか聖羅…」
『弓弦君…ずっと居てくれたの?』
芦田「一応な、大丈夫か 聖羅?送っててやるよ」
『でも、悪いよ…』
芦田「いいんだ。これくらいさせろ。お前が心配なんだ」
『ありがとう弓弦君…じゃあお言葉に甘えて』
芦田「荷物取りに行くか」
『…うん』
教室には誰もいなかった。
ホッとしたのも一瞬で、また地獄を見せさせられる。
中村「聖羅ちゃ〜ん」
『な、中村さん…』
芦田「何の用だ。中村」
中村「え〜私はぁ、聖羅ちゃんを心配してぇ…」
光希は聖羅の手を握り言う。
中村「明日も来てくれるよね?じゃないと、この写真 ネットにばら撒くよ?」
『……っ、でも中村さんは私との約束を…』
中村「なんか言った?」
『………!』
芦田「………………そんな事して何が楽しいんだ」
中村「はあ?ふふっ アンタ 聖羅のナイト気取り?笑わせないでよ…言っとくけど聖羅はアンタのこと好きじゃないのよ。ただの偽の恋人よ」
芦田「そんな事はどうでもいい…お前が聖羅を傷つけて楽しいかって話だ」
中村「楽しいわ、あんな完璧な聖羅が精神からぼろぼろにされてくなんて…本当に最高よ!」
『………』
中村「あ、そうだ聖羅…この前の写真…もう他のクラスと学年に言っちゃた!」
『………な!?』
芦田「………!?」
中村「ほら私、口軽いから…だから明日は他のクラスの人も混ぜて楽しもうね!アンタはこの学校の性奴隷なのよ?この意味わかるよね!」
芦田「……っ、中村!」
中村「じゃあねぇ〜明日、楽しみにしてるわ」
坂本「…中村」
中村「坂本君…どうしたのぉ?」
坂本「明日の一番は俺にくれよ。みんなの前でヤる」
中村「いいよぉ…ちゃんと準備してよねぇ〜 明日は聖羅の性奴隷記念日なんだからぁ」
坂本「ああ、たっぷりと教え込んでやるよ」