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少女は愛を歌う
第7章 大人の世界

堀切「あ、御影、もう大丈夫か?」

『はい…』

堀切「お家の人には言っといたよ、大丈夫だそうだ」

『ありがとうございます…』

堀切「御影は学校行けるか?」

『……難しいです…私、耐えられるか」

堀切「少し、休暇してみればいい、無理をするな」

先生は優しく微笑んだ。

『はい…』

でもその判断が間違っていたのは、聖羅は気づかなかった。

堀切「じゃあ、行く?」

『お願いします…』



先生の家に着き、ドアを開けると…


「にーちゃーん!」

小さな男の子が先生めがけて飛んで来た。

堀切「グハッ…!」

先生のいいとこに入ったのか。先生は情けない声を出して倒れた。

「ちょっとー琉偉!」

瑠偉と呼ばれる男の子を追いかけて来たのは綺麗な女の人だった。

男の子を先生から離すと 女性は聖羅の方を向いた。

「あら、どなた?」

『…ぁ、御影聖羅です。堀切先生のクラスの生徒です…。』

「え、アンタ…ちょっと気絶してる場合じゃないよ!孝!アンタどういうこと!」

堀切「悪いねーちゃん…あのさ、御影もここに住ませてやってくれないか…?」

「…まあ入りな」

『お邪魔します…』

先生は事情を話すと

「あらぁ…そんな事があったのね!可哀想に…大丈夫よ、私が世話してあげるから!」

と、女性は聖羅の肩を掴みグラグラと動かした。

楓「私は堀切楓。孝の姉でデザイナーよ。こっちは瑠偉、私の子供…夫とは離婚しちゃったんだ。だから孝と暮らしてんの、よろしくね聖羅ちゃん!」

『よろしくお願いします…』

聖羅は深々と頭を下げた。

すると瑠偉が聖羅の方を見てきた、

瑠偉「おねーちゃんもいっしょにすむの?」

『う、うん…よろしくね…』

瑠偉は聖羅の膝に乗ると聖羅の胸を揉んできた。

『…ふぇ……?』

楓「ちょっと瑠偉!何してんのよ!」

瑠偉「ねーちゃんになかったむねがあるよ!」

目を輝かせて言った。

楓「お黙り!何してんのよこのエロガキ、謝りなさい!」

瑠偉「ごめんなさい」

正直、反省してる顔じゃ無かったが、

『大丈夫だよ…えっとよろしくね瑠偉君…』

瑠偉「おねーちゃん、びじんさんだね!ぼくのおよめさんになってよ」

『え…あの…』

堀切「こーら、女の子を困らせるんじゃありません」
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