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遅すぎる初恋
第20章 報告
「挿れるよ」

イキそうになったところで紫音の中へ挿れる。
紫音の腰を掴みながら、勢いよく突いていく。

喘ぎ声がさらに激しくなる。

「すげえ気持ちいいっ」

ガンガン突いていく。
お互いの喘ぐ声が止まらず、限界が近づく。

「もうイキそ、イクっっっ」
「俺もっ、イクっっっ」

二人同時に果てた。


「紫音、大丈夫?」

紫音は肩で大きく息をしながら「大丈夫」と言った。
冬なのに汗だくになり二度目のお風呂に入る。

一回じゃ足りなかった俺は風呂場でも紫音とヤった。

風呂から出てベッドで眠りながら紫音に謝った。

「駄目だ、紫音を抱くとどうしても一回じゃ収まらない。本当にごめん」

いくら慣れてるとはいえ、俺も経験したことあるからわかる。
何度も抱かれるのは本当に体力がいるから、疲れるのは相手の方なのだ。
紫音が俺を抱くときは一回しかしない。

「気にしなくていいって。オレも和哉に抱かれてる時が一番幸せだからね」

よしよしと頭を撫でる。
甘えモード全開の俺は紫音にギュッと抱きついた。

好きすぎる。
こんなに好きになれる人に出会えて良かった。

「……紫音。あ、愛してる……」

恥ずかしい!!
死ぬほど恥ずかしすぎる!!

「耳まで真っ赤。和哉、可愛い」

軽くキスしたり、ちょっと身体を触ったり、恥ずかしいほどイチャつきながら、眠りについた。
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