この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遅すぎる初恋
第6章 番外編:ヒトメボレと初恋【紫音編】
我ながら勝手すぎるとは思ったけど、言ってしまったものはしょうがない。
それに信じたくないけど、彼女がいるなら、速攻でフラれるだろうし。

しばらく間が合って、ようやく宮内さんが口を開く。

「え? 俺、男だけど?」

赤くなりながら、動揺してるのか声が震えている。
まあ当たり前と言えば当たり前だけど、第一声がその言葉で安心した自分もいる。

外した眼鏡をかけ直し、「そんなことわかってる」って言えばさらに慌てる。

オレは自分がバイセクシャルだということを伝え、宮内さんがすごくタイプに当てはまってることを伝えた。

本当は歓迎会よりもこのまま家に連れて帰って、嫌がられなければ、セックスしたい。
宮内さんの中にオレのを挿入たら、どんな反応するのか見たい。
喘ぐ声が聞きたい。

そんな気持ちを全て押し殺して、今は歓迎会に行くことを促した。


オレたちが会場に着くと、みんなが待ちわびていて、宮内さんは変な汗をかいてて、何か言える雰囲気じゃない。

だから、オレがさりげなくフォローをしておいた。
そのことに宮内さんは驚いたようだけど、安堵もしたようだ。

オレと宮内さんはテーブルを挟んで向かい同士。
宮内さんの隣にいるのが大垣さんだっていうのがすごく嫌だけど、仕方ない。
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ