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第4章 　寝屋騒然　猛攻四十八手　新妻肉欲の目覚め

　江戸時代の昔から平成・令和の今日まで、他人の情交を盗み見る破廉恥行為は、大方の人の隠れた願望であります。
　枕本といわれた春画・浮世絵の類からエロ本、ブルーフィルム、ポルノ映画そして昨今のアダルト動画まで。
　お隣の国では、とうとうホテルのスイートルームに盗撮カメラを仕掛けての、インターネット盗撮ライブ配信まで摘発される始末。

　その原形が「覗き」。

　覗き見は、いつの世、どこの世界においても人気のある「娯楽」であります。
　
　こんな川柳が残されています。

　仲人は屏風を立てて一つぶち

　新郎の尻でもぶって「そこだ、頑張れ」と合図を送ったものか、それとも「違う、そこではない」叱ったものか・・・・。
　初夜のＳＥＸ指南は、仲人はじめ村の長老、長屋の顔役たちの役得。

　こんな指南役なら読者の皆様もやってみたいと思いませんか。