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歳下の悪魔
第7章 変化

「あぁんっ」
凄い。太さも長さも。
まだスイッチを入れていないのに、抜き挿しされるだけで全身が熱くなる。
「はぁっ、んんっ」
「いやらしい声だね。そんなに悦いんだ……」
和真の性器がどうなっているのか、拘束のせいで見えない。
プールでフェラをした時は、ちゃんと勃起していた。それでも、自ら挿入する気はないんだろうか。
「あぁっ、はんっ」
外側の突起が、クリトリスに当たる。
それは奥まで挿した時だけだから、焦らされているよう。
「んんっ、あんっ」
「じゃあ、スイッチ入れるよ……」
奥深く挿したまま、バイブのスイッチが入る。
「はぁんっ! んっ……」
突然、頭の中が真っ白になった。
「はぁっ……」
「もうイっちゃったの? そんなに悦かったんだ……」
スイッチを切ったバイブが抜かれ、拘束も解かれる。先にドアを開けてから、抱き上げられたのは分かった。
そのまま元の部屋へ戻り、大きなベッドへ寝かされる。
ひんやりとしたシーツが気持ち良い。
これから、本当のセックスだろうか。
最初の夜は覚えていないから、和真がイくのを見たことがない。
薄いケットがフワリと掛かり、昨日からの疲れで目を閉じた。
「……華? 優華」
「えっ……」
「もうすぐ時間だけど、延長する?」
ベッドに腰掛けた和真は、服を着ている。
ケットは掛かっているが、私は全裸のまま眠っていたらしい。
「さっき課長から、一斉メールが来たよ。明日は、午後から出勤だって。優華にも、届いてるみたいだよ。バッグから、着信音がしてたから」
さっきまでのことが嘘のような、彼の言葉。
でも私は確かに全裸で、秘蕾が濡れた感じが残っている。
「シャワー、浴びてくる……」
そう言ってシャワールームへ行ったが、ガラス張り。でも今更隠しても、もう全て見られている。
普通にシャワーを浴び、私もワンピースを着た。
密が染みた部分は、もう乾いている。そうじゃなくても、これを着て帰るしかない。
私は、和真の性奴隷だということを受け入れた。
どうあがいても、逃げようがない。

