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歳下の悪魔
第1章  後悔


 機械の操作は簡単だが、その後の解析した内容を、数値を見ただけでも大体分かるようにならなくてはいけない。
 課長は、事務的な仕事に追われている。だから実際に動けるのは、それ以下の5人だけだった。
 和真が入って来て、私も最初は喜んでいたのに。
 彼の前で醜態を晒すなんて。
 全ては、歓迎会の夜から始まった。始まったと言うより、私が引き起こしたこと。
 送ってもらった時、何があったのか全く覚えていない。セックスしたことさえ。
 それでも彼に謝れば、忘れてもらえると思っていた。それがこんなことになるなんて。
 縛られただけでイくなんて、飢えていると思われたかもしれない。
 私は、自分の手首を見つめた。


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