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歳下の悪魔
第6章 辱め
車が揺れる度、縄が秘蕾とクリトリスに喰い込む。
「んっ……」
周りの景色が、段々と変わっていく。高層ビルのあった都心から、中層階のビルが多い裏道のような場所。
「はぁっ……」
私は呼吸も荒くなっていて、乳首も立っているのが分かる。
やっとコインパーキングに車を停めたが、歩く度に刺激に襲われた。
「ねぇ、どこに、行くの?」
「あった。ココの三階。階段しかないから」
内心で「え……」と思いながら、彼の後について階段を上がる。階段と縄のせいで、一歩一歩呼吸が荒くなってしまう。
外じゃなかったら、思い切り喘ぎたい気分。
三階に一店舗だけあるのは、“キューティー”という店。
「ホラ、入って」
背中を押されて、ドアを開けた。
思っていたより広めの室内は、商品で溢れかえっている。
客は3、4人程。全て男性。
近くにいた客が、私の胸をチラチラと見ていた。両腕で隠すと、入ってきた和真に腕を降ろされた。
「それくらいのサービス、いいんじゃない?」
少し裏の顔が混じった笑い。
「ここ、何? あんっ」
彼に軽く背中を押され、少し歩いた。それだけで、縄が締め付けてくる。
今更口に手を当てても遅い。何人かの客が、遠目で私を窺っていた。
「好きなの、選んでいいよ」
和真に手を引かれ、奥の棚の前まで連れて行かれる。
「んんっ……」
私は、喘ぎを我慢するので精一杯。それでも、息は乱れてしまう。ただ階段を上がった用な乱れじゃなく、甘さが入った吐息。
商品を見る振りをして、近付いてくる男もいた。
「どれがいい?」
顔を上げると、棚にはバイブの見本がたくさん展示してある。
周りを見ると、セックスに使うものばかり。これが、アダルトショップなんだろう。
「帰、ろう、はぁっ……」
「ダメだよ。使うの選ばないと」
仕方なくろくに見ず、一本を指差した。
「これ? 今までのより、性能悪いよ? ちゃんと、見て選んで」
そう言われてもバイブの良し悪しなど分からないし、息の乱れが止まらない。
「んんっ……」
私は他の客のいい見世物。そう考えると、何故か恥ずかしさより快感が増してくる。それを期待して、和真はこの店に連れて来たんだろう。