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歳下の悪魔
第6章 辱め
「ココなら、大丈夫」
一階がカフェになったビルの二階。そこは雑誌で見た、エステのような雰囲気。
和真がスタッフに何か話し、先にカードで支払いをしている。
「俺、下のカフェで待ってるから」
私は店の奥へと連れて行かれ、ここがやっと美容院だと分かった。
椅子へ座ると、縄が丁度秘蕾に当たっている。ケープを掛けられたから、乳首が見えなくてホッとした。
毛先だけにパーマ用のロットを巻かれたまま、一度メイクを落とされる。初めてつけまつ毛を着けられ、派手すぎない服に似合うメイクが仕上がった。
そのうちにパーマも完成したようで、洗面台に移りパーマ液を洗い流していく。
最後にブローをしてもらうと、自分でもまるで別人のようだった。
急いで一階のカフェへ行き、和真を探して向かいに座る。
「やっぱり可愛い。その方がいいよ。服にも合ってるし」
椅子に座ると喰い込む縄にも、もう慣れた。いつものプレイに比べれば、生ぬるいかもしれない。
私はもう、こんなプレイに慣れてしまった。
「ありがとう。ごめんね。全部払ってもらっちゃって」
「優華が可愛くなるなら、いくらだって出すよ」
和真が笑っている。プレイの時とは違う、明るい笑顔。
お茶を飲みながら少し話をして、店を出た。
普段とは別人のようになるからこそ、プレイが楽しいのかもしれない。私が縄で縛られて悦がっているなんて、親友の美月でも気付かないだろう。それも、10歳も年下の同僚と。
「さて。次は俺の買い物に、付き合ってもらおうかな」
「うん」
和真の買い物にも、興味があった。生活からして、きっと高級店だろう。今の私なら、恥ずかしくなく店に入れるはず。
タワーパーキングから車を出し、すぐ路肩に停める。
「もう少し、きつくするよ?」
「え……」
下半身の縄をきつくされ、そのまま車に揺られた。