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女子大生 まさみ 禁断の一夜
第10章 体臭 ①
まさみが晢の事を想う余りにすれ違う2人。

(やっぱり、変態って思われたかなぁ? 折角、まさみが、先輩じゃ無く、俺の事を・・)
(晢、先輩がいつも、私にアノ時、先にシャワー浴びさせるのを、気にしてるって思って、きっと無理して・・)

「まさみっ・・シャワーは・・」
「晢ぅ、私、シャワーは・・」

「まさみ、悪かった、変なお願いして・・」
(だめっ、恥ずかしがったら・・あの冊子の通りに・・)
「て、晢・・まさみ、晢のモノだから・・晢の好きなように、晢の言う通りに・・で、でも・・嫌な匂いしても、嫌いにならないで」

自ら、仰向けに静かに横たわる まさみ。
真上の電灯は消えているが、枕元と足元の電球の橙色の光が、充分に まさみの身体を照らしている・・
「晢、で、電気は消さないの・・? 先輩は、いつも・・」

実は、潔癖症に加えて、余りにも女性に対しての、理想と憧れが強かった まさみの彼氏。
まさみの愛らしさと、清楚な外見に惚れてはいたが、オンナとしての まさみには、どうしても一歩引いてしまっていた・・

(晢ぅぅ・・私、汚れて臭う身体、恥ずかしいのに・・先輩は身体を清めさせてくれたのに・・まさみの、アソコも見えない様に、暗くしてくれたのに・・
晢・・もしかして、私のコト、嫌で、わざと意地悪してるの?)





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