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女子大生 まさみ 禁断の一夜
第10章 体臭 ①
胡座をかき、まさみを起こして、正面から抱き寄せる。
細身だが、しなやかで弾力に満ちた まさみの身体、何度も夢で観た光景が現実に・・

(まさみ、晢に抱っこされてるのねっ・・男の人に、こんな風にシて貰うの初めて・・凄く厚くて大きな胸板・・)
眼を閉じ、晢に身体を委ねて陶然としている まさみ・・

(なんて柔らかいんだ・・それに、身体は熱いのに、このムッチリした二の腕の、冷んやり汗ばんだ肉、堪んない・・)
タンクトップ越しとは言え、押し付けられる豊かな乳房、冷房で汗が引いたせいで、冷たく心地良い二の腕。

「まさみっ・・」
「はいっ・・」

無言で見つめ合う俺達・・
恥じらう様に視線を逸らし、折り曲げた左肘を、自らゆっくりと持ち上げる まさみ・・

恥じらいに俯いた、まさみの不安に怯えた顔を眺める。
(余程、恥ずかしいんだろうなぁ? 可哀想だけど、脅えた表情も最高だよ、まさみ・・もっと、虐めたい・・)
あの冊子が脳裏に浮かぶ、虐めと慰め・・

(まさみの窪み、これから嗅がれるのねっ? 恥ずかしくて、頭が変になりそぅ、でも、晢が望んでるんだもん・・)
冊子の言葉、常に受け身で耐える事・・

俺の加虐心が急速に高まり、まさみの被虐願望が目覚め始めた・・






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