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第11章 被虐

指先が僅かに触れただけで、身動ぐ敏感な内腿・・
(まさみ、今から晢に、虐められる・・ううんっ、悪い娘だから、お仕置きサれるのねっ・・？ それも、敏感な内腿のお肉を・・
い、痛いんだろうなぁ？ 怖いけど、まさみ、晢のモノだから・・
晢、我慢強い娘が、好みだから・・声だけは・・)

「ま、まさみっ・・本当に、いいねっ？」
「は、はぃっ・・」

(最初は、肉を多めに挟むんだったなっ・・)
内腿に洗濯バサミが当たる感触、思わず目を閉じる まさみ。
「・・・・ぁ・・」
まさみの、微かな吐息・・
ピリッとした痛みが、身体を奔り抜けた・・

想像よりも弱い痛みに、そっと息を吐く まさみ。
(んっ、痛いけど・・これくらいなら・・)

だがやがて、徐々に強まる痛み・・
(・・ぁぅっ・・ジンジンと痺れて・・ぃ、痛いぃぃ)
唇を噛み締め、声を耐えながら、無意識に硬直する身体。

(んっ・・そろそろ、かなっ・・？)
一旦、洗濯バサミを外し、外腿を指で探る俺・・

「えっ・・晢っ、も、もういいのっ？」
意外そうに、小声で尋ねる まさみ。
「いやっ、今度は外腿を、いいねっ？ いくよっ・・」

外腿の肉を少しだけ挟んだ・・
先程と同程度の痛みに、眼を瞑りながらも平静な まさみ。
(んっ、外側も平気みたいっ、まさみ、痛みに強いのかなぁ？)

(ふっ、まさみ、落ち着いてられるのも、今だけだっ・・可哀想だけど、後で気持ち良くしてあげるから・・)