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幸せの頂点
第6章 部屋



逃げようとする私の身体は部長の太い腕にがっちりとホールドされて乳首がシャツから突き出すまでコリコリと指先で搔くようにして撫でられる。


「やんっ…。」

「今日、俺の隣に居た女…、里緒(りお)って奴だけどな。あのトマトを俺に教えたのが里緒だぞ。」


嫌なニヤニヤ笑いをしながら部長が私にそんな話をして来る。


「あのトマトを?」

「お前と行ったパスタ屋が里緒の行き付けの店だ。3階のフロアには20歳から25歳くらいまでのアパレルが常に60人くらい居る。」


若い女の子が集まるヤングファッションのショップが詰まった3階のフロア。


「その60人は毎日のように客と接しては新しい情報を仕入れてる。どこのレストランが旨いとか安いとかを聞いてはその店に確認に行く。」


つまり3階は情報の宝庫だ。

しかも私達が経費と時間を使わなくとも、その女の子達が行き付けにするくらいにハマる店を教えて貰うだけで良い店が判別する。


「金子や三浦が必死に女と会話するのはその為だ。三浦なんか俺よりも3階の女に詳しいぞ。」


効率的に情報が欲しければ3階の女の子と親しくなればいい。

仕事のやり方だけは抜け目ない部長に感心する。


「この情報と引き換えに紫乃は俺に何をくれる?」


ピンピンと私の乳首を指先で弾いた部長が私の顔を覗き込む。


「何って…。」


獲物を捕らえた虎の真っ直ぐな目に身体が強張り胸がドキドキとする。


「情報と引き換えに里緒達には飯を奢ってる。散々奢ってやってるのに借りを返せと言っては俺が行く店に女達がゾロゾロとついて来る。そろそろ経費で落とせないほどの人数になってるから紫乃が俺の代わりにあいつらと付き合えよ。」


部長が首にキスをする。

女の私なら彼女達との付き合いがやりやすいと部長が言う。


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