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碧の島
第8章 貴方の忘れ物




恵理side


俊也さんは料理を一口一口食べ・・・・。


たまに私の顔を見て・・・・。


「でも~・・・最初よりいい感じ(笑)」


(笑)(笑)


そう言った・・・・。


「俊也さんのお店って・・・女の人のお客様多いですね・・・(笑)」


別に何も気にせず言った一言だった・・・・。


すると俊也さんはこっちを見てニヤッと笑うと・・・・。


「何で???・・・気になる?(笑)」


・・・・・・・。


「いや・・・なんかいつも女の人しかいないから(笑)・・・なんかあるのかな???って・・・・。」


そう言うと俊也さんは唐揚げを食べ・・・・。


「あ、これ美味いかも(笑)(笑)・・・・てかぁー・・・本島にもうちの会社の店があるんだけど、そこの店がイケメンダイバ―いるってツイートされて~・・・うちは支店だからその影響でこっちもイケメンダイバーか???って????」


イケメンダイバー??????


(笑)(笑)


「でも俊也さんは格好いいからそれは間違いではないですよね????(笑)」



普通にそう思った・・・てか普通にそうだって思ってた。



私がそう言って・・・俊也さんが食べている唐揚げを食べようとすると・・・・。


俊也さんが大きな唐揚げを私の口に突っ込んできたッ・・・・・。






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