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碧の島
第12章 親友の来島と海での出来事




9時過ぎになると・・・・。


ターミナルには船到着を待つ出迎えの人がチラホラ・・・・。


俺は今日の予約を確認するためファイルを開いた・・・・。


航は俺の前に立ち・・・・。


「今日は午後のシュノーケルだけだな~・・・春休みは略埋まってるけど・・・・」


ん~・・・・・。


午前中は暇か~・・・・。


「船到着したらビラ配って午前中の観光船のお客さんでもつかまえる?????(笑)」


予約が埋まっていない時はそんな事も暫しやったりする(笑)


口が上手い航が若い女の子中心に~・・・声を掛け、大体引っ掛けてくる。



そんなのを見ていると、大体の航の好みが分かったりする(笑)



アイツは決して派手めな女は好きではない。


嫌いではないけど多分お嬢様っぽい子????


あーーー・・・。


一番いい例が、


ゲロ子????


派手でもなく地味でもなく素材が良い子????



化粧ばっちりして超着飾ったら絵になる感じ。



航の大好物だったりする(笑)



「あ、・・・恵理ちゃんだ!!!」


航がそう言うと俺は思わず顔を上げてしまう・・・・。


・・・・・・・。






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