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淫乱メイドが誘惑してくるので対面座位でイカせてあげました。
第2章 おねだり
「ご主人さま……」
 切ない声で呼びながら、アリアは小さな鼻を犬のようにヒクつかせる。やさしく甘い煙草の香りを辿って主人の唇を嗅ぎ当てると、アリアはしゃぶりつくように自らのリップを押し付けた。
「ご主人さま……ご主人さまぁ……私のなか、もうトロトロですから……きっと、ヨくできますからぁ……はやく、はやく挿れてくださいまし……」
 上の口からも下の口からもピチャピチャと水音を立てながらねだるアリアの目隠しを外すと、その眼はとろりととろけきり、快楽を貪ること以外なにも考えられないようだった。 主人は肘掛から床に彼女を下ろすと、後頭部をやさしく撫でる。
「どうしようもない淫乱に育ったねぇ、アリア」
 聞こえているのかいないのか、アリアは主人の脚の間に身体を滑り込ませると、すぐさま彼のベルトを外し、前をくつろげた。
「はぁぁっ……」
 弓状にしなって飛び出した主人の男根に、アリアは惚れ惚れとした声を上げる。いつ見ても逞しい、彫刻のように完璧なペニスだ。
「これ、ここがイイんです……ここでゴリゴリされるの、私、大好きなんです……」
 うわ言のように囁きながら、カリの周りにチロチロと舌を這わせる。このカリ首で引っ掻くように責められることを考えて、アリアの腿に愛液が伝う。唾液をたっぷり含んだ口内で、亀頭をすっぽりと咥えこむ。主人がその気になってくれるよう、レロレロと舐めまわす。主人の呻くような吐息が降ってくる。もうすぐだ。
「アリア……」
 名を呼ばれた彼女はぱっと顔を上げ、もう一刻も待てないというように自ら主人の膝に飛び乗った。そして自身の入り口に主人の先端をあてがい、ゆっくりと腰を下ろし始める。
「誰が挿れて良いって言った?」
「だって……もう我慢できません……」
 主人は苦笑した。アリアの細い腰を掴むと、彼女の最奥へ一気に突き立てる。グチュッと多量の愛液が泡立つ音がして、彼と彼女は深く繋がった。
「アア、アアアアッ……」
 アリアは水を求める魚のように口をパクつかせ、強烈な快感に溺れている。頭のなかは真っ白で、視界では火花が散っているようだ。そんな彼女に容赦なく、主人はグリグリと奥に押し当てる。
「ああ、あぁぁん……いやぁ、それ……気持ちよくなっちゃうぅ……」
「良かったじゃん。あとコレも良いんだっけ?」
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