パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 アリョーナの旅路

それから20日後のことでありました。

アタシは、ボストンのバックベイの中心部のニューベリー通りにあるインテリア家具屋さんで下宿生活をしながらフライドチキン屋さんとナイトクラブをかけもちでバイトに明け暮れていました。

その日の深夜11時半頃でありました。

アタシは、ナイトクラブでのバイトを終えまして下宿先に帰ろうとしていた時に、通り道になっているチャールズ川沿いにある緑地公園にてタメルランと再会をしました。

「タメルラン。」
「ちょっと…話があるから…オレと来てくれ…」

アタシはタメルランに言われまして、公園内の誰もいないところへ連れて行かれました。

公園内の誰もいないところにて…

タメルランはアタシに札束がぎっしりつまったふうとうを差し出しまして、受け取ってくれとトウトツに言いましたので、ふたりは大ゲンカになってしまいました。

「だから!!これは一体何なのよ!?アタシに札束がぎっしりつまったふうとうをアタシに突然差し出して、あんたは何がしたいと言うわけなのよ!?」
「アリョーナ…頼むよ…何も言わずに受け取ってくれ…頼むよぉ…アリョーナ、この通りだ…」
「タメルラン!!アタシの話を聞いてよ!!一体この大金をどこで手に入れたのかを正直に言いなさいよ!!」
「そんなことはいいから受け取ってくれ…全部で２万ドル…何も言わずに受け取ってくれるだけでいいのだよ…アリョーナ…頼むよぉ…」