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アリョーナの旅路
第2章 アリョーナの旅路・第2部
「だったらさ、オレが結婚できるようにお給料を上げろよ!!900ドルでどうやって嫁さんを養うのだよ!?どんなにがんばってもお給料が上がらないのをがまんして働いてきたのだよ!!従業員さんのお給料のことを考えたことあるのかよ!?メアリーの婚約者が働いている部署の給料ばかり上げるのだったらこっちにも回せよ!!聞いているのかよ!?」
「マーティーさん、どうして自分のお給料の不満を口にしているのだ!?会社はな!!経費節約…」
「あんたね!!そんなのは口先だけなんだよ!!平日にゴルフをするひまがあるのだったらさ、オレがいる部署の従業員さんの給料を上げろよ!!アメリカの大統領選挙や中間選挙にべらぼうにかけるカネがあるのなら、従業員さんの生活のことを真剣に考えろよ!!聞いているのかよ!?ああ!!」

マーティーさんは、社長さんの胸ぐらを右手で思い切りつかみまして、左手でにぎりこぶしを作ってふりあげてしまいました。

「マーティーさん!!何をするのだね!?やめたまえ!!」
「ふざけるなよ!!従業員さんのお給料のことを真剣に考えないあんたがいけないのだよ!!」

マーティーさんが社長さんの胸ぐらをつかんで大ゲンカを起こしてしまったので、アタシは思い切りキレてしまいました。

アタシは、席を立ち上がって右足でけとばしたあと『キーッ!!何なのよこれは!!アタシ!!帰るわ!!』怒鳴りつけたあと『ここの支払いはあんたらが払いなさいよ!!』と怒鳴りつけて、赤茶色のバッグを持ってレストランを飛び出してしまいました。

何なのよ一体…

お嫁さんが欲しくないのなら、お見合いなんかしないでよ!!

上等だわ!!

アタシも、ダンナ欲しくないわよ…

女ひとりで生きて行く方が気楽でいいわよ!!

アタシは、レストランから飛び出した後も怒りがおさまらずに怒り続けていました。
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