パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 アリョーナの旅路・第２部

「社長。」
「何だね？」
「１日にマックのデリバリーランチを頼んだら50セントですね…それを20日頼んだら10ドルになりますよね。」
「そうだよ。」
「それでは、お給料を上げた意味がありませんよ!!」
「マーティーさん!!何を言うのだね!!私はお給料に10ドルのお手当てを上乗せしても、保険や雑費とデリバリーランチの費用を差し引いても多く残るようにしてあげようと言っているのだよ!!」
「何なのですかそれは!!デリバリーランチ、デリバリーランチと言うけれども!!何のためのデリバリーランチなのですか!?」
「何のためのって…お腹がすいていたら、午後の仕事ができないだろうと思って、ビッグマックのセットにしてあげようと言っているのだよ!!マーティーさんはうれしくないのかね!!」

マーティーさんは、社長さんの言葉にキレてしまいまして『出向か地方へ転勤させろ!!』と社長さんに凄んで行きました。

社長さんは、マーティーさんの言葉にカッとなってしまいましてマーティーさんにこう言いまして怒鳴り付けてしまいました。

「マーティーさん!!それが雇い主に対して言う口なのか!?今のうちの会社は、経費節約でお給料を上げるのも…」
「そんないいわけなど聞きあきましたよ!!ケイヒセツヤクと口で言っておいて、従業員さんたちのお給料の支払い口座を私的なことに流用して、平日ゴルフや政治家との接待に湯水のごとく使っておいてふざけているよ!!あんたそれでも従業員さんたちのことを考えているのかよ!!」

マーティーさんの言葉に対しまして、社長さんはますますキレてしまいました。