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とし子の悲劇
第2章 とし子の悲劇・第2部
「フザケルな!!何が遅いよ!!アタシはね!!ダンナの年収はウソの金額で信用できんから共稼ぎをして、家族が養って行ける分を一生懸命になって稼いでいるのに、何なのよ!!アタシに文句があると言うわけなの!?」
「何だその言い方は!?章介も午前様なら!!としこさんも午前様か!?何のために章介と結婚したと思っているのだ!?」

アタシは、義父の言葉に思い切りキレてしまったので、キリン氷結の500ミリリットル缶が入ったレジ袋を投げつけた後に、にらんだ目つきで義父をにらみつけていました。

アタシの目は、真っ赤に充血していまして、口元はワナワナと震えていたので、義父はアタシに『何だその態度は!!嫁のブンザイで家主に対して何だその態度は!?』と怒鳴りました。

アタシは、震える声で義父にすごんで行きました。

「何なのよ!?もういっぺん言ってみなさいよ!!嫁のブンザイで家主に対して何だその態度はですってぇ!!あんたね!!都合の悪いときになったら嫁さんに八つ当たりをするのもたいがいにしなさいよ!!アタシにどうしてほしいのよ!?アタシに家庭にいろと言いたいわけなの!?バイトをやめろと言いたいわけなの!?みそしるをたいてほしいと言いたいの!?何とか言いなさいよ!!」

(ガシャーン!!)

アタシは、手元にありましたショウユの小瓶を義父に思い切り投げつけました。

「何しやがるのだ!?」
「フザケルな!!アタシに嫁のブンザイで家主に対して何だその態度はと言ったのだから、仕返しよ!!あんたこそ何なのよ!?義姉が結婚できないことや義弟のデキ婚に腹を立てている上に、ダンナのことに対して腹を立てているじゃないのよ!!それって全部アタシが悪いわけなの!?アタシはね!!ダンナと結婚するくらいだったらね!!死んだ方がよかったわよ!!あんたたちがどうしてもと言うから、仕方なくクソッタレのダンナの家に嫁いできたのよ!!そんな仕方なしの結婚なのだから、今すぐにでもあんたの家の嫁をやめるから!!何とか言えや!!ろくでなしのバカシュウト!!」

アタシと義父は、ドカバキの大ゲンカを起こしてしまいました。

ドカバキの大ゲンカは、近所にも響き渡りましたので、近所の住民は『章介さんの家はどうしておそろしい嫁さんしか来ないのかしらねぇ…』とヒソヒソと話すようになっていました。
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