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第2章 とし子の悲劇・第２部

「ひなこさん。」
「何よ!?何なのよ!?」
「ひなこさん、お弁当を食べましょうね。お腹がすいていると思うわ。」
「いらないわよ!!」
「ひなこさん。」
「あんた!!何をしに来たのよ!?」
「何をしに来たって、ひなこさんのお弁当を持ってきたのよ。」
「だから、いらないと言っているでしょ!!来ないでよ!!」

ひなこさんは、ますます怒ってしまいましたので、保母さんは困り果てていました。

それでも保母さんは、改めて義姉に一緒にお弁当を食べましょうと優しい声で言いました。

「ひなこさん…今日のお弁当の中身は何が入っていると思う…ひなこさんの大好きなミートボールとシュウマイが入っているわよ。」
「あんた何をしているのよ!?」
「何をしているって、ひなこさんがお弁当を食べることができるようにと思って工夫しているのよ…幼稚園でお弁当を食べれない子に食べれるようにと…」

義姉は、保母さんが人を小バカにしていると思い込んでキレてしまったので近くにある石を保母さんに投げつけました。

(ゴツーン!!)

義姉が投げた石は、保母さんのコメカミを直撃してしまいました。

義姉は、なおも怒り心頭になっていたので、保母さんを右足で激しくけりつけていました。

「ふざけるな!!何がお弁当を食べれない子に食べれるようにだって!?何を考えているのよ!?許せないわ!!」

義姉は、サクラン状態におちいってしまいましたので、保母さんにシツヨウにけりつけていました。

この時、数人の参加者が義姉を止めましたが義姉は止めに入った参加者の男性５人を石で殴るなどして殺してしまいました。

その後、ぐったりとなっている保母さんが義姉に大きな石で頭を殴られて殺されてしまいました。

その時でありました。

(ブチッ…グラッ…ドサッ!!)

サクラン状態におちいってしまいました義姉が意識を失って倒れてしまいました。

（グハッ…ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ…）

義姉は、口から大容量の血液と泡をふいたあと呼吸が止まってしまいました。

森林公園は、シュラバと化しまして神石高原町の消防署の救急車や広島県警のパトカーが次々と駐車場に入って来ました。