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純愛ハンター
第10章 裁き10(最終回)、純愛という名のエンターテイメント
「“赦し”によって………もっと言えば、“赦し”を強要する事でもっと激しい“憎しみ”が生まれる可能性はあります…」
「あっ…!」
「過去の歴史にはそういう種類の争いも随分ありました…そして、人類が何度も挑んでは跳ね返されてきたテーマでもあります…」
「うっ…あぁ…」
「この“赦し”を上手く利用し…“憎しみ”と上手に組み合わせれば…“憎しみ”のエネルギーを無尽蔵に増幅させる事が出来る…“赦し”にはそういう無限の可能性は見い出せますね…」
「………」

女は、ガタガタ…と身体を震わせた…。

「良いでしょう…そういう意味では充分に面白く有益な教材となり得ます…」
「あ、ありがとうございます…」
「しかし、君は…」
「はっ…?はい…」
「“憎しみ”の本質についての認識がまだまだ甘いようだ…」
「も、申し訳ございませんっ…“おじさま”…」
「コレは、君の再レッスンの特別テキストだ…見なさい!」

“おじさま”がそう言うと、室内の無数のモニターに…

『ああぁっ…!いっ…嫌ぁぁぁぁっ!ひぃあぁぁぁぁ~っ!あおぉぉぉ~っ…!』

ある若い女性が全裸の状態で大勢の屈強な男たちに囲まれ、全身を汗や体液まみれしながら身体の至る箇所を徹底的に陵辱され続けている映像が映し出された…。
恐怖に顔を引きつらせた女は途端に息が出来なくなり、失禁して足の隙間を大いに汚すと、気を失ってその場に崩れ落ちた。
“おじさま”は黒スーツの男たちに目線を送ると、女は抱えられて奥の別室へと運ばれた。

「愛がある以上…”憎しみ”は絶えないという訳です!ふふふ…大盛況大盛況…」

“おじさま”は椅子からゆっくり立ち上がると、ゆっくりとジャケットを脱いでネクタイを外し、さほど背格好の変わらぬ片方の男に渡した。

「コチラを…」
「うん…」

そしてもう片方の男に手渡された拷問器具を手に取ると、

「彼女には才能がある…今のうちに“憎しみ”が何なのかを刻み付けておかなくてはいけませんね…」

そう呟きながら、別室の中へと消えていった。
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