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完熟の森
第5章 誘惑の森
ズボンをあげベルトを締め直した。


そうだ。


僕はポケットに閉まった下着を思い出した。


それを理音に差し出した。


理音は顔を赤らめ、急いで奪い取った。


「別に持って帰る趣味はないから」


「あたりまえでしょ」


僕達は笑った。


理音は素早く身を整え、僕達は足早に森から出た。




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