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るりいろ(MILK &honey後日談)
第2章 俺のせい……。

「ただいま……」

「お帰りなさ、いっ!」

 しばらく帰れなかった家に帰り着いたら、るりが玄関でお出迎えしてくれた。
 デカいバッグを床に落として、エプロン姿の可愛い彼女をぎゅうっと抱き締める。

「っはー……癒し……」

「お疲れさま、『ヒカリさん』」

 るりがくすくす笑いながら、耳の近くを細い指で優しく擦る。
 見せられた指先には、落とし損ねた化粧が付いてた。

「……あ゛」

「急いだでしょ?」

「急いだに決まってんじゃん……あ、靴下はちゃんと脱いだから!」

 腕を緩めて唇にキスして、そのまま頬っぺとか鼻とか首筋とか耳元とか、とにかくあちこちにちゅっちゅする。久し振りの柔らけーるりのあっちこっちは、すげー気持ち良くて、めちゃ美味い。汗臭ぇかもしれねーけど、許して貰う事にする。

「ふふ……やだー、わんこみたい……っ」

「俺ぁるりのワンコですよー」

 ふざけてぺろぺろ舐めてたら、るりの息遣いが段々色っぽくなって来た。

「ぁん……だめっ、ご飯食べなきゃ……」

「……るりを食べても良んだけどー……」

 どっちかと言うと食欲よりもそっちの欲のが飢えてっからねー?

「だめ。頑張って作ったんだからっ」

 るりが俺を押し退けて、真っ赤な顔で可愛く睨んだ。無理だ、勝てねー。

「ご飯、食べよう?あとは、そのあと」

「……はーい……」

 服と髪をささっと直したるりが、バッグを持ち上げようとした。それを止めて、自分で抱える。

「食べてる間に、お洗濯するよね?ブラとガーター手洗いするから、置いといて。」

「……はい……いつもスミマセン……」

 普通の出張帰りの洗濯物には絶対発生しねぇ会話を交わしながら、俺達は玄関を後にした。
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