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復讐の味は甘い果実に似て
第8章 復讐の行方 ~明日香の告白~
 わたしは唇にたっぷりと唾液を含ませて、ペニスを上下に甘噛みしていく。
 もちろん、目線は浩二の目に合わせたままだ。

「明日香……あ、あの人の、あの人のも……こんな感じで、いやらしく舐めたのか?」
 せつなげな顔で浩二がわたしに聞いてくる。

 あの復讐の日以来、先輩とのことは、わたしたちの求めあいをより激しいものにするためのスパイスのようになった。
 寝取られという性癖に目覚めてしまった浩二にとって、それは、嫉妬心を抉られながら、さらなる興奮の高みに至る甘美なスパイスのようだった。
 
 わたしは浩二の嫉妬を煽るように、先輩への口奉仕について、淫らに、ねっとりと言葉を紡いでいく。
「……うん、いっぱい……舐めてあげたよ……こんなふうに口の中にいっぱい唾をためて……舌で先輩の先走りと混ぜ合わせるの……そのままジュポジュポって音を立てて……恵梨に見せつけながら……先輩の目を見て……いやらしく吸い上げたの……。」
 蕩けた声で話をしながら、わたしは浩二のペニスを舐め上げ、やさしく扱きあげる。

 わたしの手の中で、浩二のペニスがさらに硬さを増し、浩二がわたしの話でさらに昂っているのがわかる。
 わたしは浩二のペニスを慈しむように、先走りに塗れた亀頭にキスした。

「あ、明日香の口で……あの人は……悦んだのか?」
 浩二はさらにせつなげな顔で、わたしの与える刺激に耐えて、話の続きを求めてきた。

「うん……わたしの口の中でバキバキに硬くしてくれて……先走りをいっぱい出して……わたしが舌を動かすたびに息を荒げて……最後は、すっごく濃いのを……いっぱい顔にかけてくれたの……。」

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