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復讐の味は甘い果実に似て
第8章 復讐の行方 ~明日香の告白~
 浩二がわたしに体をすり寄せ、汗で体を滑らせながら、腰を動かしていく。
 わたしと浩二の考えは同じだ。
 
 もっと、もっとお互いに肌を合わせていたい。
 隙間なく密着したい。
 わたしは浩二の首に手をまわして、そのまま浩二の体にしがみつく。
 わたしたちは肌を合わせたまま、溶けあうようにしてイキたいのだ。

「……いいよ、浩二……このまま……一緒に……」
 そして、浩二の突き上げのスピードがあがる。
 わたしはまるで、子供のように浩二の体にしがみついて、体ごとペニスを迎え入れる。
 浩二は、さらにわたしの体に覆いかぶさり、汗を飛ばして、抽送のスピードを上げてきた。
 肉を打つ音の感覚が短くなり、浩二の射精が近いことがわかる。

 そして、浩二は脱力するように呻いて、わたしの膣内に吐精した。
 ペニスが脈を打つたびに熱い精液が放出され、わたしの子宮に送り込まれていく。

 やがて、射精が落ち着くと、浩二は天井を仰いで大きく息をついた。
 わたしは枕元のスポーツドリンクを口に含むと、汗を滴らせる浩二に体を寄せ、口移しで飲ませてあげる。
 浩二はゆっくりとわたしからの水分補給を受けると、再び大きく息をついた。

「……ね、実家でオナニーするくらいだったらさ、今、全部、わたしに射精していって。」
 そういうと、わたしは浩二にキスしながら、再びベニスを手のひらで弄んだ。
 今夜の、わたしたちの淫らな名残の時間は、もう少し続きそうだった。

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