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復讐の味は甘い果実に似て
第3章 復讐への階段 ~明日香の告白~
 わたしは背後に手をまわして浩二の頬を撫でながら、浩二が差し入れてきた舌を自分の舌に絡める。
「ん……チュ……んんっ……」
 浩二が音を立てながら、わたしの舌を舐り、わたしたちはお互いの唾液を絡ませる。
 それはわたしと浩二だけが知っているセックスの意思の確認だった。

「……今日はシャワー、浴びさせてくれないの?」
 もう浩二に余裕がないことなど、とっくにわかっているのに、わたしはあえて浩二の耳元でささやいて焦らしてみる。
「もう、待てない。」
 そういうと、浩二は勃起したペニスをズボン越しにわたしの下腹部に押し付けてきた。

 そういえば、今週と先週にかけていろいろありすぎたせいか、浩二と会うのは1週間ぶりだった。実家に帰省してしばらく会えないときとか、こういうときの浩二は、いつも溜まっていて余裕がない。
 
 わたし自身に浩二への後ろめたさがあるせいか、わたしは浩二を悦ばせてあげたかった。
 わたしは、浩二の硬くなったペニスをズボン越しに弄ぶ。
 そして、浩二の前に膝をついてズボンのジッパーを下げた。
 すでに浩二のボクサーブリーフは、勃起したペニスの形がくっきりと浮き上がり、尿道のあたりに先走りのシミが付いている。
「うふふっ、こういうの履いてると……上からいじめちゃうよ……。」

 わたしは、浩二の汗をたっぷりと吸い込んだ牡くさい匂いのするボクサーブリーフに顔をすり寄せて、布越しに浮き出たぺニスに、ゆっくりと舌先を這わせた。
 ペニスが布越しに震えて、溢れ出る先走りがわたしの舌先に伝わってくる。
 浩二には言っていないが、わたしはこの汗の混じった牡くさい匂いが大好きだった。
 その蒸れた牡の匂いは、まるで媚薬のようにわたしの鼻孔を駆け巡って、わたしの秘部を疼かせるのだ。
 
 ねっとりと唾液を滴らせて、わたしは布越しに浮き出たペニスを唇で甘噛みしていく。
 わたしが布越しに浩二のペニスを唇と舌で弄ぶたび、浩二は甘いうめきを漏らす。
 やがて、わたしの唾液と粘ついた先走りがたっぷりとペニスを濡らして、その猛った姿を布越しにくっきりと浮き上がらせた。
 そして、わたしはスカートを下げると、浩二のペニスを咥えたまま、指をショーツに差し入れて、熱っぽい疼きのままに濡れていく自分の秘部に指を伸ばした。

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