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燿子〜追憶のLesson〜
第19章 Episode 15
互いに性獣と化していく。

突き、突かれ、しゃぶり、しゃぶられ、重なり合い、貪り合い、求め合う。

体位の交換が愛の交歓へと昇華される。

燿子が上になる。

(下から突いて……思いっきり……)

淫らな願望が言葉になりかけた時、

待ち焦がれた待望のモノが来た。。。

(あん、気持ちいい……ソコ……もっと……)

サトシの胸に手を突き、律動のリズムを合わせようとする。

突かれ、突いては離れる。

性器同士がヌルっと触れ合い、激しく衝突し、

さながら海のように愛液がとめどなく溢れる。

燿子の子宮の海を泳ぐサトシのペニス。

胸を揉みしだかれ、乳首を摘まれる。

尖りは硬く勃ちあがり、サトシの指に弄ばれる。

たまらず掌をかぶせ快感を閉じ込める。

両手が自身の乳房を塞ぐと、虚空に舞うように肢体が浮遊する。

下からの突き上げに応戦するように前後に腰をくねらせる。

クリトリスが刺激を受ける。

小さな突起はほんの少しの刺激にも敏感に反応して理性を忘れさせていく。

絶頂感が近付く……大きな波が押し寄せる。

抗えない波が……高さを増し燿子を飲み込んでいく。

(ダメ……いやっ……そこ……もっと……)

「あっ、出る…………」

(あん……サトシ君、逝って……一緒に逝こ……)

切ない彼の声を聞き、全てが波にさらわれていくのに身を任せた。。。

サトシが果てた。。。

頂点を目指して激しく動き、精力を使い果たしたその腰は、峠を越えると不定期な痙攣へと変化し、なおも燿子の中で蠢き、次第に静けさを取り戻していく。
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