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レディー・マスケティアーズ
第5章 作戦開始 ――恵比寿 海綿清掃のフロア
恵比寿駅西口の雑居ビル八階にある「海綿清掃」の事務所。
スクリーンに写し出された自分たちの痴態を、喉を鳴らして注視する一団がそんな場所にいることを、当人たちが知るはずもない。二人のショーはその後も続いた。
「なるほどね」
スクリーンを前に、最初に声を発したのは、やはりアラミスと呼ばれたショートヘアの女だった。
「だけど、この子。いい体しているわ。どう思う? ポルトス」
アラミスが、傍らのなまめかしい体の女に声をかけた。
「そうね。あまり背は高くないけど、腰はくびれているし、オッパイもそこそこ。Dカップっていうところかしら」
ポルトスは、退屈そうにそう呟いた。
この女がDカップなら、ポルトス本人の胸はHカップかIカップはありそうだ。脂の乗り切った巨乳は、薄いレオタードを突き破らんばかりで、ちょっと体の向きを変えただけで、たぷたぷと揺れる。ポルトスからすれば、取るに足りない小娘なのだろう。
「だけど、この娘、演技もなかなかのものよ」
アラミスがさらに続ける。
「肉弾戦が始まる前のウブな女の子の真似もそれなりだったけど、男を咥え込んで腰を振っているところを見ると、相当な歴戦のツワモノね」
「何がツワモノよ。あんたの足元にも及ばないでしょう?」
ポルトスの言葉に、フロアの何人かが笑いを漏らした。
スクリーンに写し出された自分たちの痴態を、喉を鳴らして注視する一団がそんな場所にいることを、当人たちが知るはずもない。二人のショーはその後も続いた。
「なるほどね」
スクリーンを前に、最初に声を発したのは、やはりアラミスと呼ばれたショートヘアの女だった。
「だけど、この子。いい体しているわ。どう思う? ポルトス」
アラミスが、傍らのなまめかしい体の女に声をかけた。
「そうね。あまり背は高くないけど、腰はくびれているし、オッパイもそこそこ。Dカップっていうところかしら」
ポルトスは、退屈そうにそう呟いた。
この女がDカップなら、ポルトス本人の胸はHカップかIカップはありそうだ。脂の乗り切った巨乳は、薄いレオタードを突き破らんばかりで、ちょっと体の向きを変えただけで、たぷたぷと揺れる。ポルトスからすれば、取るに足りない小娘なのだろう。
「だけど、この娘、演技もなかなかのものよ」
アラミスがさらに続ける。
「肉弾戦が始まる前のウブな女の子の真似もそれなりだったけど、男を咥え込んで腰を振っているところを見ると、相当な歴戦のツワモノね」
「何がツワモノよ。あんたの足元にも及ばないでしょう?」
ポルトスの言葉に、フロアの何人かが笑いを漏らした。