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風俗ごっこ
第7章 7  ソープランド葵のフルコースメニュー
 当初あたしは性的快感を求めずに大介を気持ち良くさせて、それで夫が興

奮すればいいと考えていたのに、何時の間にか自分自身も快感を得ようとし

ている。それが良い事なのか悪いことなのか分からないけれど、あたしが快

感を得て喘ぐ事で夫の興奮は更に高まる事が分かっている。このまま進むし

かないのだろう。



 バスルームを片づけて居間に戻ると、いつものように大介は先に帰ってし

まっていた。

「どうだった?」

 夫があたしにバスルームでの様子を聞いてきたけれど、モニターで見てい

るのだから敢えて聞く必要はない。それはあたしの口から仔細に語らせて更

に興奮を高めるための儀式なのだ。

「興奮した。ごめんね、あたし二回いっちゃった」

「大介は何回いった?」

「三回。最初はあたしのフェラであたしの口の中に。二回目は大介のアナル

を責めて手の中に。三度目はあたしの中にディルドを挿入するのを見て興奮

して素股で、そして精液はあたしのアナルの中に射精した」

「アナルに入れたのか?」

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