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狼になる瞬間
第7章 エッチ講座

とある休日。

美優は何も予定がなく、家でゴロゴロしていた。

半身浴でもしようかなー…と考えて
お湯をため、お気に入りの入浴剤をいれ、
お風呂に入りながらケータイをみていると、
拓馬から着信がきた。

(…また呼び出しかな?)

美優は電話に出た。

「もしもし?」

お風呂場で声が響く。

「…もしもし?風呂?」

「うん。そうだよ。なしたの?」

「いや、俺ん家にきて欲しいって…言ってなかったっけ?」

「えぇ!?初耳!」

「まじかー…悪いんだけど急いできて欲しいさ。
みんな待ってるから。」

「みんなって…?んー…わかったぁ」

電話を切った美優は急いで支度をし家を出た。

すると、家の前に一台の車。

運転席には拓馬が乗っていた。

「乗れよ。」

「えぇ!?車持ってたっけ!?」

驚きながらも美優は車に乗り込む。


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