この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能小説家のリアル
第2章  悩み


「ん、欲し、いっ……」
 ベッドに横になれば、自分のいやらしい姿が見えなくなる。そう思い、美波は素直に答えた。
「えっ?」
 美波は、驚いた声まで甘さが残っているのを感じる。
 全裸の直哉の膝に座らされた。彼はベッドの端に座っていて、美波に自分が見えるのは変わらない。
「直哉ぁっ、ねぇっ」
「大丈夫。欲しいんだろう? 立って?」
 美波が立ち上がろうとすると、その途中で直哉に腰を引かれた。
「あぁんっ!」
 座ったのは彼の上。それも、もう濡れていた秘蕾に性器が入った。
「はぁっ、んんっ」
「どう? 挿れられてる自分見るのって」
 鏡には、快感に悦がる女の顔。勿論それは美波のもの。
「ヤっ、あぁっ、んっ、はんっ」
 直哉に腰を動かされると、静かだが確実に責められる。
 ベッドのスプリングが軋む音からも、美波はいやらしさを感じていた。
 そして目の前にある鏡が視界に入ると、美波は“犯されている”という気分になってしまう。
「あんっ、ヤぁっ、はぁっ」
 直哉はあまり動けない代わりに、彼女の乳房や乳首を愛撫する。
 直積的な刺激よりも視覚的ないやらしさに、美波は“イヤ”と口にしてしまうが、それは本当の“嫌”とは違う。
「あぁっ。イヤぁっ、直、哉っ、んんっ」
「美波、足、着いて?」
 直哉は少しだけ後ろへズレると、美波の両足をベッドへ乗せた。彼は後ろに手を着き、腰ごと無使って彼女を責める。
「あんっ、はぁっ」
 脚がM字になった美波も手を着き、体を上下さる。
 焦れったいような状態から解放され、美波は激しく動いてしまう。
「あぁんっ、んんっ、はぁんっ」
 いつもとは角度もシチュエーションも違うことが、美波の昂(たかま)りを速めていく。
「はぁっ、あっ、ヤぁっ、あぁっ、直哉ぁっ! あんっ……」
 自分では制御の効かない震えの後、美波の体は愛しい人に抱き留められた。


/109ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ