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官能小説家のリアル
第7章  溜息


 中で指が動くのにも、美波は焦れったさを感じる。
 わざと音を立てて抜き差しし、乳首から離れた直哉は彼女を見つめた。
「聞こえる? 凄い濡れてる。悦い? まだ足りない?」
 直哉は、分かっていてわざと訊く。
「ヤっ、足り、ないっ、直哉ぁっ」
 ねだるように言うのを聞き、直哉は指を増やす。
「はぁっ、んんっ」
 中でバラバラに動く指に美波が体を捩る。
 美波が悦がる一点を責めると、彼女の体がビクリと跳ねた。
「あぁんっ」
「美波? 一度イく?」
「ヤぁっ、直、哉ぁ、はぁっ」
 美波が言いたいことは分かっていたが、直哉はそのまま責め続ける。
 抜き挿しと動きを同時に繰り返すと、美波の手がシーツを握った。
「あぁっ、ヤっ、はぁっ、んっ、イっちゃ、あぁんっ! はぁっ、はぁっ……」
 痙攣するように体を震わせ、美波が直哉へと手を伸ばそうとする。でも、途中で力なくシーツへ落ちた。
「あっ……。んっ……」
「美波? 悦かった……?」
 いつもは優しい直哉も、こんな夜は美波を虐めたくなる。
「ヤっ……。はぁっ……。ヤぁっ……」
「ん? どうして欲しいの? 美波? ちゃんと言わないと、分かんないよ?」
 美波は「意地悪」と言いたいが、声にならない。
「……れて。はぁっ……」
「美波?」
「挿れ、て……」
 クスリと笑うと、直哉は美波の額へキスをする。
「やらしい。美波……」
 耳元で言うと、美波が腕を回してきた。
「抱き付いてたら、挿れられないよ?」
 美波の手を優しく解くと、直哉は支度をして彼女の膝を立てる。
「美波? 見せて? 脚開いて……」
 こんな時の美波は、直哉のいいなり。
 ゆっくりと脚を開き、恥ずかしい場所を彼に見せる。
「凄いよ。溢れてきてる……」
「ヤっ……」
 恥ずかしくて堪らないのに、美波は脚を広げたまま。
「ヒクヒクしてる……」
 秘蕾を覘いていた直哉は、美波の脚の間に膝を着いた。
「はぁっ、んっ……」
 性器を秘蕾に当て、たっぷりの密を付ける。それでクリトリスを擦った。
「ヤぁっ、あぁっ」
 挿入時のように腰を動かすと、性器がクリトリスを擦る。


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