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ひと夏の恋……そして……
第6章 忘れられない夏
顔を上げれば夏樹も同じことを思っていたのか、お互いに何も言わずに唇を寄せあってキスをした。
久しぶりの感覚に恥ずかしくなったけど、触れ合う唇にドキドキしているのはお互いさまで、目線を絡ませ恥ずかしそうに笑った。

「今度からは真緒との時間も大切にするから、またふたりっきりで会おうな」

「うん……また夏樹とイチャイチャしたい」

素直に言葉にすれば、夏樹は嬉しそうに笑った。

「真緒は可愛いな。だったらもう少し、和泉には悪いけど今はふたりっきりだからイチャイチャしようか」

夏樹はいたずらを思いついた子供見たいに笑い、私をソファーに押し倒してキスを始めた。
触れるキスも久しぶりだったのに、舌を絡ませるキスに他のことを考える余裕がなくなるほど感じて身もだえる。
もっと熱いキスが欲しくて、夏樹の全てを欲しいと流れ落ちてくる唾液までも飲み込んで深いキスは永遠の時のように続いた。


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