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第2章 出会い
仕方ないことかもしれないけど、それでも切られちゃったこと伝えとかないと思って、個人のLINEにこうなったとメッセージを残し、お部屋のLINEに戻ったら、とんでもない事になってた
太郎さんの悪口の雨嵐…何が気に入らなかったのか、若い子はよくわからない
確かに上手じゃなかったし、すごく頻繁にやってるわけじゃなかった
自分の他の趣味もすごく大事にしてたし、ゲームばかりできるわけじゃないから
そんなこと言ったら、私だって始めたばかりで下手くそだし…ひとしきり言い合ったら、何事も無かったかのようにゲームの話題になりいつものお部屋になった
なんか無性に悲しくて寂しかった
太郎さんが居なくなったのもそうだけど、このままLINEのやり取りすら出来なくなっちゃうのがすごく嫌だった
私のLINEに早く気がついて…お願い
祈るような気持ちで返信待った

返信が来たのは夜
お部屋ではないお互いのLINEでのやり取りは初めてではないけどなんかドキドキ
事の顛末を教えてあげて、お部屋に戻れないか2人で相談した
管理人の子にLINEしたらしいけど、ブロックされててどうにも出来ず
「色々心配してくれてありがと」
「携帯調子悪くて、変えようと思ってた矢先なんだけどね」
それじゃあ、仕方ないよね
お部屋に戻れそうもなさそう?
「無理っぽいし、諦める」
えっ…けど
「暫くは一人でやるよ」
「今までありがと、頑張ってね」
えーーーーーっ
嫌なんですけど
いなくならないで欲しいし、このまま繋がってたい
切らないで
って思ったら自然と言葉が出てた
「ちょっと待って」
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