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第18章 麻希 2年生 DVD撮影

残暑厳しい8月の湘南、ビーチを歩く数名の女の娘達。
撮影機材を抱えた若い2人の男と、蓮っ葉な感じの美女が佇む・・

「おっ、あの娘、どうだっ？ 凄ぇ、胸じゃんっ・・」
「駄目よっ、いかにもエッチ好きな感じで・・ああいう娘って、何処にでもいるわよっ・・
あっ、その隣の娘よっ・・ほら、真っ黒に日焼けした、あの娘っ」

美女が遠くから指差した。
「んっ、スポンサー様の美佐に任せるよっ・・でも、美佐って、ホントに未熟っぽい娘が好みだなぁ？」
「うふふ、あんな清楚な感じの娘が、目覚めて、悦びを我慢する顔や、耐え切れずに漏らす啜り哭きが最高じゃんっ・・」

有名私大のヨット部の夏合宿が終わり、家路に着く麻希と仲間。
日焼けした娘達の中でも、群を抜き目立つ麻希・・
少女の面影を残した顔立ち、笑顔に白い歯と片笑窪が愛らしい。

仲間と別れ、親友の恭子と2人になった麻希に話し掛ける美佐。
女子大生の夏休みを記録する企画DVDへの出演依頼。
尻込みする麻希、自らの肢体が自慢の恭子が乗り気になる。

「DVDって水着でっ？ エッチなビデオじゃ無いわよねっ？ 顔は出ちゃうんですかっ？」
久し振りに、彼氏が出来た麻希が躊躇するが、高額の出演料がそれを吹き飛ばした・・

近くの喫茶店で契約書にサインする、麻希と恭子。
その場で、ギャラをスマホで振り込む美佐・・
明日1日で撮影するとの事で、高級リゾートの鍵を渡される。

別れ際に、舌舐めずりをする如き美佐の視線に、息を呑む麻希・・