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会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第12章 兎と蛇



────さて。



「ねぇ白馬くん。蛇塚さん、うさにアレ渡すかな?」


彼にだけ聞こえる声量でコッソリと聞く。

アレとは、蛇塚さんが白馬くんに押し切られて購入した
お揃いのペンダントのこと。

すると、白馬くんは私の耳元に顔を寄せ、
チラリと視線を二人にやった。


「大丈夫。ほら、見てみな?」


彼にそう言われ、私も横目で二人をチラリと見る。

そこには、顔を赤くしながら
うさにプレゼントを手渡す蛇塚さんが。

可愛い。初々しい。
思わず顔がほころぶ。


「ふふっ、ホントだ。大丈夫そうだね。」
「でしょ。夜もイチャついてたし。」

「えっ?!」


平然と告げる白馬くんに驚いた顔を向けると、
「俺、耳いいから」と説明を付け加えてきた。


う、うん、そっか。
そのことは二人には絶対知られちゃいけないね。
あと布団敷いといて良かった。


嬉しそうに笑う蛇塚さんとうさ。
なんやかんや色々あったけど、無事に丸く治まった。

長いすれ違いを続けたぶん、
二人にはその何倍もの幸せが降り注ぐといいな。




蛇塚さん、うさ。
本当におめでとう。


















To,ここまで見守ってくださった心優しい方々



みなさま。
長々とわたくし達のお話にお付き合い頂き、
本当にありがとう。

お話は黒哉様とユイさん中心に戻りますけれど、
話中にちょこちょこ顔を出そうと企んでますわ。

その時はどうぞ宜しくお願い致します。


俺もたまーに白馬の野郎にちょっかい出しに来るかもしんねぇから、まぁそん時はよろしくな。


そんじゃ、また逢う日まで。

ごきげんよう。



from,蛇塚華 兎谷仁



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