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会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第2章 お泊り会



「気持ちよかった?」
「んあ…ッ」


ナカから指を引き抜かれるだけで反応してしまう。
淫らすぎる自分が恥ずかしい。
…ていうか、「気持ちよかったか」なんて、
聞くまでもないくせに。

でもやっと終わった。
結局ここまでされてしまったけど、とりあえずこれで解放される。

「ねぇ白馬くん、これ。手首縛ってるの取って?」
「?取りませんけど。」



え。



なぜそんな当たり前のような顔で。
だってもう、する事は終わったはずじゃ…?

そんな呆然とする私のことなどつゆ知らず。
白馬くんはニッコリと王子スマイルで私に告げた。


「先輩、俺まだ挿れてませんよ。」


ピシッ。

思考が停止する。


────待って待って
確かに一般的にはそこまで致すのが普通だけど、
今回はイレギュラーじゃないの?!
だってただの先輩と後輩じゃん!

しかも私彼氏(仮)いる上、
白馬くんも好きな人いるわけだし…
ってあああああもうご本人が着々と準備進めてる!
あの、何をとは言わないけど、その、彼の、アレが、大きい…。


「先輩大丈夫だよ、これから嫌というほどイカせてあげるから。」


えぇ…なんか爽やかな笑顔で恐ろしい宣言された…。


って違う違う!

これまで、なんやかんやで流され続けてきちゃったけど、こればかりはダメだ!
なんか頭の中で「それ以上はアカンで〜」って必死に赤色の点滅光ってるもん!


「は、白馬くんダメ!これ以上は絶対にダメ!!」
「どうして?安心してよ、声が枯れちゃうほど気持ちよくしてあげるから。」

もぉぉぉそういうこっちゃないのに!
確かに私一人イッて終わるのは非常に気が引けるけど、
これ以上は道徳的にマズい気がする!


あぁでもだめだ…このままじゃ確実に、






「覚悟してね?」






挿れられてしまう…!




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