この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第3章 本物のヒーロー
 

「スミマセっ、せんぱ、ちょ、ストップ!」
「もうすっごいビックリしたんだからね?!なんか覆い被さってくるし!服脱がされるし!変なとこ触ってくるし!」

首の跡つけるだけが目的ならやりすぎだもん!

揺らしながらひたすら文句をぶつけていると、
「え。」と彼が突然驚いた表情を見せた。



「俺キスマークつけただけで、それ以外は何もしてませんけど。」



思わずピタリと手が止まる。同時に思考も停止する。
二人して顔を見合わせながら、キョトンと首を傾げた。

「え…だって、え?ごめんって謝りながら跡つけたよね?」
「つけました。」
「そのあと服脱がしてきたよね?」
「脱がしてません。」

彼は念を押すように「脱がしてません。」ともう一度答える。首の跡は本物で、彼も付けたと供述してるけど、
それ以外はなにもしていない。

でもあの時確かに服は脱がされていて、
いろいろ手を出されまくった。

ここで記憶が入れ違うということは、つまり。





「────もしかして、キスマーク付けられたことに影響されて、そのまま夢見ちゃった…?」



それなら急変した白馬くんの様子も、
夢から目覚めたような感覚にも納得がいく。

あ、やばい血の気が引いてく。
私、白馬くんにかなりとんでもないこと口走っちゃったような…。

彼は私の言葉に一瞬目を丸くするも、
すぐにニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべた。



「…先輩もしかして、俺とヤってる夢見ちゃった?」


/269ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ