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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第8章 男性器
☆:*・∵.:*・☆
 声にならない声で……。
☆:*・∵.:*・☆
 
  俊二は望結の前に仁王立ちになった。赤黒く筋がのたくる肉の塊が望結を挑発するかのように跳ねる。
 
 俊二は望結の後頭を抱き抱えた。
 
 肉塊が望結の唇に押し付けられる。
 
「イヤっ、嫌ぁっ……」
 
 望結は声にならない声でむせびながら、唇を固く閉じ顔を左右に振った。
 
 俊二の先端から溢れ出した粘りが唇に塗り広がる。
 
「ほら、しゃぶってくれよ」
 
 望結の頭を抱える俊二の手が自分の方に引き寄せられる。
 
 身体が前にくの字に屈む。
 
 赤黒い俊二のそれが目の前にアップになる。
 
 唇にそれが強く押し当たる。
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