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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第1章 胸
☆:*・∵.:*・☆
 二つのメロン
☆:*・∵.:*・☆
 
 マサミは淳也の前に跪いた。
 
「うふふ、耳まで真っ赤……」
 
 耳たぶが冷たい指で冷やされる。
 
「あ、ああ……叔母さんっ……」
 
 ニチャッっという音のあと耳たぶが生温かさに包まれる。ゾクリとした感触が首筋を走った。淳也は腰を左右によじった。
 
「ああ、淳也くんの先から……いっぱい……」
 
 目の前で重量感のある二つのメロンがフルンと揺れた。暗い赤色のその尖端はイチゴを逆さまにしたようだ。
 
 アーモンドのような叔母の目が淳也を見た。その間には天を突きそうな自分の屹立があり、それをマサミの指が握りしめている。
 
 ――叔母さんの手がキモチいい。
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