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第1章 いきなりラストシーンです。

もうすぐだ……

もうすぐこれで、勇者にも屈辱を与えることが……

その時だった。

ぐっと顔を近づけてきた勇者が、初めて言葉を発した。

「ダメだ……出る」

勇者はそう呟いた直後、激しく振っていた腰をピタリと止め、私の秘部に突き刺しているものを引き抜こうとした。

が、咄嗟にそれを自分が遮る。

「構わん。出せ……」

私は甘い声でそう囁くと、快楽を逃がさぬように、両足をきつく勇者の腰に巻きつけた。

そして、自分の陰部の穴で勇者の何もかもを飲み込むがごとく、足に力を込めるとさらに腰を密着させる。

「ああっ！」

瓦礫の狭い空間に、私の喘ぎ声が激しく響く。

意識が飛びそうな強い刺激と快感が全身を襲う。

逃すものか……

お前には人間でありながら竜の女の身体で果ててしまったという屈辱を与えてやる！

ぎゅっと強く噛んだ唇の奥で、そんなことを叫んだ時、勇者の身体が大きくビクリと震えた。

直後、私の秘部の内側に突如熱いものが吐き出される。

「イクっ！」

勇者に最大の屈辱を与えることができた瞬間、私の頭が真っ白になった。

あまりの快感に、息ができない。

私は何度も身体を小刻みに痙攣させながら、腰を大きく仰け反らせた。

それはまるで、勇者の体液を一滴も残らず欲しがるかのように……