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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第4章 波瀾万丈の飲み会

◇◇

この界隈では有名な創作料理の店。
でも敷居は高くなく、私達のような宴会タイプにも対応してくれる良心的な店なの。
それはまあ……奥のほうに常連さんや偉い人が使う個室もあるけれど、そんな固い雰囲気とは無縁な場所。
だからこそ予約争奪戦なのよ。

今日の飲み会は営業の人達と合同。受付は女性のみだけど……そりゃ私と朝陽だけだから。営業からは男女問わず参加するみたい。
人数的には20人くらいの中規模設定。でもね、営業と言うくらいだから、イケメンイ、ケジョが揃う激戦区とも呼ばれていたりもするのよね。
……そんな中に私が入って大丈夫なの?

『かんぱーいっ!!!』

行くまでの不安はどこへやら、飲み会が始まれば、私の杞憂だったことが、よく分かる。
みんなフレンドリー。
流石営業だなぁーって思うわ。

「来た、来たぁ!
私の大好き、ガーリック枝豆ちゃん」
「朝陽、メニューも見ないで注文してたね」
「へっ?
あぁ、ここのメニューけっこう有名だから」
「でも『私の大好き』と……。
何度も来たことがあるの?」
「えーと……」

あれ? 私、困った質問をした?
だってこの店は、中々予約が取れずに入れないってのがウリなくらいの人気店なのに、朝陽が簡単に注文するからつい……。

「い、一度も無いとは言わないわよ。
沢山飲み会をやっていると、この店に当たることもあるしね。
……それより奏多見て、三科さん囲まれてるわ」
「あら本当。人気高って本当だったんだ」

ちょっと、はぐらかされた気もするけれど……。
三科さんが女性陣に囲まれているのは本当なのよ。
みんな凄い行動力。

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