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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第7章 女子トーク(仮)

「個人的というのは本気だよ。……ではね」
「…………」

え? えぇ? えぇーー!?
な、なに今の去りぎわの言葉! どうして私なの?
巽さん、聖様、社長息子なんて、私には敷居が高すぎるよ!

「かーなーたーぁー」
「へっ?……あっ」

隣には怪しい目付きの朝陽の存在。これをどう乗り切れと?
……どうすればいいのよ、もうっ!

「……聖様の誘いを受けるの……奏多?」
「冗談でしょうあれ。
聖様が私なんかを構うわけないもの」
「そうかなぁ? 私は本気だと思ったわ」
「……まさか……」

それこそ、おこがましい話だよ。私じゃ釣り合わない高嶺の花なのに、朝陽はなぜこだわるのかな?
話が聖様の置き土産の話になり、あの日なぜを聞かれないだけマシだとは思う。
こんなことを思ってはいけない、それは解ってるよ。
でも、いくら考えても言えないと思うから。

「朝陽こそ聖様になると凄いけど、聖様がタイプなの?」
「……私?
社長息子と付き合っても、いいこと無いわ。もっと普通がいいわね」
「聖様でもなく、三科さんも範疇外。朝陽のタイプって分かりにくいよ」

私がそう返したら、朝陽はフッと向こうを見て……。

「……そんなに多くは望んでない。想いが叶えばそれでいい……」
「???」

朝陽??
いつも隣に居るのに、稀に朝陽が別人に見える時が……ある。そう今みたいな時。急に真面目になって、お気楽とは無縁なことを言うの。
私はそれが不思議でならない。

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