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喪服奴隷・七菜
第10章 奴隷宣言
スーパーに勤めはじめて、初めての休日。
お寝坊さんをしてからゆっくりと目覚め
ブラはつけずに、頭からモスグリーンのニットワンピを被る。
タートルネックのノースリーブで、隆に買ってもらったものだった。
天気が良かったので、洗濯物をまとめて干すとあっという間にお昼になった。

フライパンで薄くスライスしたニンニクをじっくり炒めてから、
みじん切りしたパセリと鷹の爪を加えて、さらに炒める。
茹で汁とパスタをフライパンに入れ、塩とブラックペッパーだけで味付けをする。
真っ白なボーンチャイナの皿に盛りつければ、あっという間にペペロンチーノの完成だ。
隆が好きだったピエモンテ産の白ワインの封を切る。
『えへっ 昼飲みするなんてどのくらいぶりだろ?
たくさんは飲めないからグラスにちょこっとかな。
甘めだから私だって飲めるんだぞぉ~』
まるでテーブルの向こうに隆が座っているように語りかける。

ワインを一口飲んだところでチャイムが鳴る。
誰だろう?新聞の勧誘員さんかしら?我が家には用はないなぁ~
エプロンで口元をぬぐうと席を立った。
ドアホンのモニターを覗いてみると、入口に立っていたのは省吾だった。
中嶋に凌辱されてから3日、あれから省吾とは顔を合わせていない。

『あっ、お義兄さん。いらっしゃい。
・・・あのぉー どのようなご用件でしょうか?』
さすがに女の一人暮らし、昼間とはいえ男性を招き入れるには抵抗がある。
できればドアホン越しに用件だけで済ませたかった。
「スーパーに顔を出したら、今日は休みだって聞いてね。
見せたいものがあったんだけど、考えたら初七日以来
隆の仏壇に手も合わせていなかったもんだから・・・
お焼香をさせてもらおうかと思ってな」
・・・焼香と言われては無下にもできない。
『はい、わかりました。いま玄関を開けますから』
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