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第2章 癒しのおっぱい先輩

リクエストは絶対だ。隆志の無言の圧力と硬剛たる漲りで反り立つペニスの矛先に負け、女は観念した。

（清く正しく躾けられてきた和風顔の巨乳女か……悪くない）

「びゅ……ぷぴゅ……ぷっ……ああぁ、糸引いちゃって恥ずかしい……」

ベッドで上半身を起こし、間近で隆志の視線を受けながら、葉子は健気にお行儀を崩壊させていく。

清楚で小さな唇から、泡と粘りの女唾が吐かれ、ゆっくりと乳房に垂れ落ちる。強い粘り気に恥じらうも、それは女の顎にも垂れてなおさら惨めな唾糸を谷間に繋げた。

「ああぅぃ、いじわる……ヌルヌルが……気持ち、いい……」

下乳に手を添えて待っていた隆志が、垂れる唾液を乳房に塗り付ける。葉子が吐き垂らした唾にまみれ、濡れて光っていく豊乳がふたりの官能の懸け橋になる。

「ぷっ、ぷびゅぅっ……もっと、塗って……ぷっ、みゅ……もっと揉んでぇ……」

巨豊の丘に咲いた尖り乳首を親指で掠めながら丹念に揉みしだく。催促せずとも追加の唾液を次々と吐き垂らす癒し顔の女。豊乳全域がヌメリに満たされていくうちに、泣きだしそうな恥じらいの女貌が、喜悦のそれに変わる。

「ほら葉子さん。自慢のおっぱいがベトベトのヌルヌルだよ」

「匂うわ。わたしの唾が。恥ずかしい……」

甘酸っぱい女唾の芳香は性欲を増強する。もっとこの女に恥じらいの橋を渡らせ、足を踏み外させたい。気弱で卑屈な少年の人格は、凌辱の色に変化しつつあった。

「じゃあ、次は俺のコレに垂らしてよ」

「唾はもう出尽くして、口が渇いているわ。でも、そのかわり……」

唾液のヌメリでむんむんとした乳房のさらに下。食い込んだショーツの奥。秘めたる女裂に、葉子は白い細指を這わせる。そして、かなりの濡れ液を絡め取ると、口許に向けられたペニスに塗りつけたのだ。

恥の上塗りのように、エロスの度合いが増していく。

（男に感化されやすい女か）

葉子の唾でヌルヌルの乳房に顔を埋めて濃厚な香りを楽しむのもいい。けれど、もっと上位の劣情がこみ上げてきた。

「このおっぱいに、俺のモノを埋めたい。葉子さん、バンザイして」

「え？　あぁ……いやぁん」

唐突な隆志の暴挙に、葉子はまさにお手上げの姿勢で悶えた。そのまま恥悦のあまり手で顔を被い左右に振る。