この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater2.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
裏切りの幼なじみ
第15章 エピローグ
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「コホン……」
咳払いに気付いて目を向けると、怖い顔で美由紀が立っていた。黒を基調としたセクシーなメイド姿。胸元はタイトで膨らみを強調するが、フレアスカートはふんわりと女性らしい。首の鈴付きリボンもレース地の高級仕様だ。
「ひぇぇぇぇ、美由紀さまぁ、ご、ごめんなさいぃ……」
小悪魔少女は隆志から飛び退き、一目散に逃げていく。
「まったくもう……亜季菜ちゃんは、大きなおっぱいに憧れているのよ。葉子みたいになりたいって」
運んできた朝食をガラステーブルに置きながら、美由紀が言った。その背後から熟した女の影が差す。同じデザインの上流メイド姿をパープルで整えている。
「お調子者のおてんば娘で困るわ……美由紀だと怖がって逃げるのに、わたしが言っても聞かないのよ。隆志くんからも厳しく言ってくださいね……」
「あぁ、まぁ、そうだな……(あのデカ若乳は捨てがたいけどな)」
奈津子の要求にお茶を濁しながら、朝食を口にする。フレンチトーストにベーコンエッグ、手作り野菜ジュースとフルーツヨーグルト。お気に入りのメニューは、毎朝美由紀が作ってくれる。
「きょうも美味しいよ、美由紀」
「そう……ところで、大きくなっていましたよね?」
「え? あぁ、まあな。葉子には遠く及ばないけど、若々しくて張りのある……」
おっぱいなどという言葉を軽々しく口にしては、王として威厳を損なう。さっさとベーコンエッグを口に運び、野菜ジュースで喉を潤す。
「そんなことは訊いてません。隆志のコレがどうだったかと訊ねたのです」
隆志の股間を指し示し、美由紀は冷静に詰問する。
「いや、コレは……生理現象だ。朝勃ちと言ってだな……べつに興奮したわけじゃ……あの子とエッチしたいなんて思ってないし……」
「あたりまえですっ!」
奴隷であるはずの美由紀に、叱られてしまう。
隆志は女たちを支配する主人として、独裁的に三つのルールを定めた。まずは奴隷たちの序列だ。
最も地位の高い「第一奴隷」は美由紀だ。隆志が命じるまでもなく、女たちの総意だろう。
そして「第二奴隷」はおっぱい女、葉子だ。よく尽くす性格の優しさ、癒しの雰囲気が奴隷女の模範だと隆志は判断した。女たちの評価も一致する。
咳払いに気付いて目を向けると、怖い顔で美由紀が立っていた。黒を基調としたセクシーなメイド姿。胸元はタイトで膨らみを強調するが、フレアスカートはふんわりと女性らしい。首の鈴付きリボンもレース地の高級仕様だ。
「ひぇぇぇぇ、美由紀さまぁ、ご、ごめんなさいぃ……」
小悪魔少女は隆志から飛び退き、一目散に逃げていく。
「まったくもう……亜季菜ちゃんは、大きなおっぱいに憧れているのよ。葉子みたいになりたいって」
運んできた朝食をガラステーブルに置きながら、美由紀が言った。その背後から熟した女の影が差す。同じデザインの上流メイド姿をパープルで整えている。
「お調子者のおてんば娘で困るわ……美由紀だと怖がって逃げるのに、わたしが言っても聞かないのよ。隆志くんからも厳しく言ってくださいね……」
「あぁ、まぁ、そうだな……(あのデカ若乳は捨てがたいけどな)」
奈津子の要求にお茶を濁しながら、朝食を口にする。フレンチトーストにベーコンエッグ、手作り野菜ジュースとフルーツヨーグルト。お気に入りのメニューは、毎朝美由紀が作ってくれる。
「きょうも美味しいよ、美由紀」
「そう……ところで、大きくなっていましたよね?」
「え? あぁ、まあな。葉子には遠く及ばないけど、若々しくて張りのある……」
おっぱいなどという言葉を軽々しく口にしては、王として威厳を損なう。さっさとベーコンエッグを口に運び、野菜ジュースで喉を潤す。
「そんなことは訊いてません。隆志のコレがどうだったかと訊ねたのです」
隆志の股間を指し示し、美由紀は冷静に詰問する。
「いや、コレは……生理現象だ。朝勃ちと言ってだな……べつに興奮したわけじゃ……あの子とエッチしたいなんて思ってないし……」
「あたりまえですっ!」
奴隷であるはずの美由紀に、叱られてしまう。
隆志は女たちを支配する主人として、独裁的に三つのルールを定めた。まずは奴隷たちの序列だ。
最も地位の高い「第一奴隷」は美由紀だ。隆志が命じるまでもなく、女たちの総意だろう。
そして「第二奴隷」はおっぱい女、葉子だ。よく尽くす性格の優しさ、癒しの雰囲気が奴隷女の模範だと隆志は判断した。女たちの評価も一致する。
![](/image/skin/separater2.gif)
![](/image/skin/separater2.gif)