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裏切りの幼なじみ
第15章 エピローグ
女医の由梨は「第三奴隷」だ。いうまでもなく功労者であり、美由紀と双璧をなす美人だ。そのうち美由紀派と由梨派の対立が生じないかと想像するが、クリスチャンの由梨は穏やかな性格で、年下の美由紀を立ててくれるから心配はなさそうだ。

そして「第四奴隷」の奈津子。あえて四番目の地位に甘んじて、後ろから若い奴隷たちを優しく見守ってほしい。美由紀だけの母ではなく、隆志を含めたみんなの母であり、心の拠り所なのだから。

他の六人は奈津子が学童保育時代から世話していた子を含む、孤児や親と縁の薄い女の子たちである。奈津子の選りすぐりなのか、どの子も容姿に優れている。

彼女たちは下位奴隷としての扱いで、六人に数字の序列はない。上位の四奴隷とは明確に区別し、ご主人様にセックスをねだることも禁じている。

二つ目のルールは下位奴隷の服装について。

隆志が描いたファッションイラストを元に、美由紀が細部のデザインや素材を吟味し、唯一無二のお嬢様風制服を誕生させた。フレアスカートがかわいいと好評だが、もっとセクシーだったはずの胸元は、美由紀にデザインを変えられてしまった。

上位奴隷の四人はセクシーさを強調する衣装が許され、ご主人様を満足させるため、日々の演出や美の追求が課されている。

上位奴隷たちにセックスに関するルールは設けていない。ご主人様がOKならばいつでも良いのだ。とはいえ、自然と暗黙のルールが生じる。

「あはぁぁん、あんっ、あんっ、もっとぉ、イク、イッちゃうぅ」

「縛られながら激しい突き込みをおねだりする淫乱女め。クールな女王様はどこへ行ったんだ? 奥までグニョグニョ蠢いて、飢えた牝犬みたいだぜ、美由紀」

「だってぇ、すんごいフィット感なのぉ、隆志のオチン×ンと、わたしの、お、お、オマ×コがぁ……」

午後の昼下がりに美由紀を激しく抱いて失神させ、続けて奈津子の熟肌を弄ぶのが習慣化している。

施設外で日中を過ごすことが多い由梨と葉子を相手にするのは、どうしても夜が多くなる。葉子が帰ってきたら、ドMのおっぱいナースとしてたっぷり可愛がってやるつもりだ。

「隆志さま……今夜、大広間で……お願いできますか……?」

由梨が電話で夜の催促をしてきたので、許可する。
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